参加者は約3週間オンラインでの事業考案を行った後、現地の合宿を通して事業案を深めていきました。
最終日の発表会には、町長や役場の方にもお越し頂きました。
オンライン期間中について
オンライン期間中は、自身の原体験について話し合い、自分自身が「やりたい!」と思える事業案が どのようなものかを考えたり、役場の職員から栗山町についてお話を伺うことで事業案の参考にしたりしました。
1週間ごとに行った中間発表では、各チーム、事業を行う目的と現状考えている事業案について発表しました。 発表後、メンターや他の参加者から質問・アドバイスを受け、参加者はそれぞれ事業案をブラッシュアップさせていきました。
現地での合宿について
現地の合宿では、参加者同士交流を行って関係を深めてからワークを実施しました。 参加者は、町歩き、住民へのヒアリング、現地の農家さんへの訪問を行いながら、 各チーム事業案をブラッシュアップさせていきました。
2泊3日の最終日には、これまで考えてきた事業案を町民や他の参加者の前で発表しました。
参加者から出た事業案は、「栗山町を訪れて感じた人の温かさ」を元に練られたのもだったり、
「栗山町に関わり続けるきっかけを作りたい!」という想いがこめられた事業案だったりして、
心温まる事業案の発表となりました。
参加者の事業案について
・「ゆっくり 謎解きまち歩き」栗山町民やその周辺地域の人を対象に、栗山町民と交流しながら
栗山町のおススメスポットをめぐることで、地域の人や物の魅力を知ってもらう。
・「クリエイト 宿泊」~誇りをもてる町 栗山町へ
栗山町を舞台に地元と札幌近郊などの栗山町外の子どもたちが一緒に交流できる機会を
提供することで、新しい体験や発見をするだけでなく、多くの人に愛される栗山町にする。
発表後は、参加者やメンターからの質疑応答の時間が設けられ、具体的なターゲットや収益化の方法について、より実現可能にしていくための質問があがりました。
そして最後にメンターと町長からコメントを頂きました。
メンターからは、
「今後内容を詰めることで、実現可能性が高い事業になると思うので、実際にやってみてください!栗山町での経験に重きを置いた事業案が2つ出ましたが、都会から数多くある田舎を選択するのは難しいと思います。その中でなぜその地域、栗山町が選ばれるのかというと、その地での人との繋がりや思い出が自分の中に残って、 それがまた来たいに変わるからだと思う。」
というお話がありました。
町長からは、参加者への労いの言葉とともにコメントを頂きました。
講評では、参加者がプログラムへ参加した理由など、時折参加者へ質問を投げかけながら、
現在の栗山町の取り組みや人口減少の現状と課題を交えて感想を頂きました。
また、「実際に栗山で行われているイベントに話をもっていくのも良い」というお言葉を頂きました。
下記参加者からの感想です。
・現地視察では、普段の観光や散歩と異なり、考えながら町を回ることができたので、いつもと違う視点で町を見ることができたのが良かったです。
・初めて会った同世代の人と一緒に事業案を考えるということ自体が初めての経験で凄く良い機会になりました。
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